2010年07月26日
日記
iPhoneで素晴らしいブログアプリが出たので、当直の合間なんかに日記かけそうだから、少しづつ記録していこう、と思いついた。
八丈島
夏休みを利用して、1年ぶりの八丈島へ行ってきました。
奇遇な事に、去年と同じ週末で、同じ夏祭りが開催されていて、期せずして八丈町夏祭りに2年連続で参加ということに、、、
去年は梅雨が明けておらず、海も冷たく、山では雨に降られ、と散々でしたが、今年は抜群の天気で海も透き通って青く、暖かく、毎日夕陽がキレイで、幸せでした。
時間があまりなかったので、ダイビングは計5本。ウミガメをそれなりに見れたのがよかった!
実は到着の前日にはウミガメがもっと見れて、八丈島名物のユウゼン玉も見れたそうなので、少しタイミングを外したみたいだけど仕方ない。
ショップの8歳の子供と戯れたり、夕陽の見えるカフェでお茶したり、東京から来ていた高校生をつれ回したりと、かなりリラックス。ばっちり日焼けも。帰りはフェリーのデッキの上で読書。極楽極楽。
帰りのフェリーで連れが発熱して、そのまま大学病院の救急外来に直行というおまけ付き。
研修医になって、こんなにリラックスした連休があるとは予想してなかったー。救急部素晴らしい!泌尿器科・呼吸器外科の時は1日も休みなかったからなあ。
9月の8連休はどうしようか考え中。セブ島とかいいかもしれない。あとは上海EXPOとか。財布次第か。。。
奇遇な事に、去年と同じ週末で、同じ夏祭りが開催されていて、期せずして八丈町夏祭りに2年連続で参加ということに、、、
去年は梅雨が明けておらず、海も冷たく、山では雨に降られ、と散々でしたが、今年は抜群の天気で海も透き通って青く、暖かく、毎日夕陽がキレイで、幸せでした。
時間があまりなかったので、ダイビングは計5本。ウミガメをそれなりに見れたのがよかった!
実は到着の前日にはウミガメがもっと見れて、八丈島名物のユウゼン玉も見れたそうなので、少しタイミングを外したみたいだけど仕方ない。
ショップの8歳の子供と戯れたり、夕陽の見えるカフェでお茶したり、東京から来ていた高校生をつれ回したりと、かなりリラックス。ばっちり日焼けも。帰りはフェリーのデッキの上で読書。極楽極楽。
帰りのフェリーで連れが発熱して、そのまま大学病院の救急外来に直行というおまけ付き。
研修医になって、こんなにリラックスした連休があるとは予想してなかったー。救急部素晴らしい!泌尿器科・呼吸器外科の時は1日も休みなかったからなあ。
9月の8連休はどうしようか考え中。セブ島とかいいかもしれない。あとは上海EXPOとか。財布次第か。。。
2010年04月03日
特殊性
http://vimeo.com/9873910
日本人が作った、「海外の視点」から見た、「ヘンな日本」のムービーです。
まあデータの正確性や、本当に「海外の視点」なのか、はよく分かりません。
よく日本人が集まって、海外の人に日本を紹介をしようとすると、富士山だとか、伝統芸能をアピールしますが、個人的には、海外の人が面白がるポイントはもっと他にあるんじゃないかと、思っていたので、参考になります。(特に富士山なんて海外の人は??と思ってるんじゃなかろうか)
伝統芸能だとか、宗教行事なんかは、どんな国に行っても、それなりに特殊で当然だけど、食生活とか仕事とかの日常生活に密接に絡んでいる部分は、特に先進国では均一化されている部分が多いので、その中での特殊性は、もっと印象に残りやすいかな、と思う。
日本人が作った、「海外の視点」から見た、「ヘンな日本」のムービーです。
まあデータの正確性や、本当に「海外の視点」なのか、はよく分かりません。
よく日本人が集まって、海外の人に日本を紹介をしようとすると、富士山だとか、伝統芸能をアピールしますが、個人的には、海外の人が面白がるポイントはもっと他にあるんじゃないかと、思っていたので、参考になります。(特に富士山なんて海外の人は??と思ってるんじゃなかろうか)
伝統芸能だとか、宗教行事なんかは、どんな国に行っても、それなりに特殊で当然だけど、食生活とか仕事とかの日常生活に密接に絡んでいる部分は、特に先進国では均一化されている部分が多いので、その中での特殊性は、もっと印象に残りやすいかな、と思う。
2010年03月22日
学生最後の旅行の最後の日
1ヶ月の卒業旅行が終わったー。(正確には明日の午前中にタクシーをチャーターして、万里の長城を2、3時間見てから、空港直行)
前半はバングラデシュで実習、後半はヨーロッパ旅行。印象的だったのはバングラデシュとポンペイ。
これで暫く海外に行くことはないだろうし、まして、これだけの期間行くのはいつになることやら。
入学以来、いろいろな場所に行って、それなりのお金を使って、借金も作ってきたけれど、色々なものを得た気もする。
白人だろうが黒人だろうが物怖じしないくなったし、(英語喋る人となら)仲良くもなれる。日本をある程度相対化して見ることも出来るようになったし、違いを認識して合わせる、楽しむことも出来る。アジア諸国や欧米も遠くはアイルランドに、メール一本で部屋のソファーを寝床として提供してくれる友達も出来た。
こういうものが、ウン百万円の借金の対価として価値があるかどうか、まだわからない。
また、医学部でよかったと思うのは、世界中で同じことを勉強しているので、単なる観光以上の何かを出来るし感じることも出来る。医学生に会えば、使う教科書話題さえ出来るというのは面白い。
次海外に行くときは、医者としてある程度バリュー出せるようになっているはずなので、そう言った部分で何か楽しめるんじゃないかと考えると楽しみ。(時間はどこにあるんだろう)
前半はバングラデシュで実習、後半はヨーロッパ旅行。印象的だったのはバングラデシュとポンペイ。
これで暫く海外に行くことはないだろうし、まして、これだけの期間行くのはいつになることやら。
入学以来、いろいろな場所に行って、それなりのお金を使って、借金も作ってきたけれど、色々なものを得た気もする。
白人だろうが黒人だろうが物怖じしないくなったし、(英語喋る人となら)仲良くもなれる。日本をある程度相対化して見ることも出来るようになったし、違いを認識して合わせる、楽しむことも出来る。アジア諸国や欧米も遠くはアイルランドに、メール一本で部屋のソファーを寝床として提供してくれる友達も出来た。
こういうものが、ウン百万円の借金の対価として価値があるかどうか、まだわからない。
また、医学部でよかったと思うのは、世界中で同じことを勉強しているので、単なる観光以上の何かを出来るし感じることも出来る。医学生に会えば、使う教科書話題さえ出来るというのは面白い。
次海外に行くときは、医者としてある程度バリュー出せるようになっているはずなので、そう言った部分で何か楽しめるんじゃないかと考えると楽しみ。(時間はどこにあるんだろう)
タグ:旅行
2010年03月20日
バングラデシュでの事
つらつらと。
休みの日を利用して、ガイドとドライバーを雇ってPubailという田舎に遊びに行った。
元パイロットのオーナーが作ったリゾートで、ダッカには存在しない静けさの中、見渡す限りの水田を前にコテージで休憩したあと、歩いて10分程度の場所にある農村を見学。
夏にザンビアで見た農村とは違い、原始的ながら灌漑設備もあり、水田も青々としているし、農業用の家畜も沢山おり、少なくともこの領域の農業の生産性は悪くなさそうだった。ザンビアでは広大な土地を手作業で耕し、水もなく、肥料を買うお金もないため、雑草畑と区別が即座には出来ないような場所で農業を行っていた。
村の中で、ひときわ立派な家の少女が話しかけて来たので、家の中を見せてもらったりした。彼女の父親はクウェートに12年も出稼ぎに出ていて、母親は医者らしい。海外に出稼ぎに出るという事が極めて普通に行われている様子だ。二階立てのコンクリートの家には冷蔵庫やテレビもあり、寝室も立派なベッドが置いてあった。二階には無数の鳩を飼育していて、卵は一つ50tkで売れるらしい。鳩の肉は栄養豊富で貴重だそうだ。
農村を見て、農業の生産性、人口のキャパシティ、生産性の上昇vs人口増加など、色々考えたけれどまとまらない。
農業は社会のベースであり、現在、工業化を果たしていない国では、この生産性が上がることが非常に大切で、それは人類の農耕開始と同じ発展プロセスを経るから、と勝手に考えてみる。
ダッカで何に一番閉口したかと言えば、交通であることは間違いない。
大量の車、バス、CNGと呼ばれるバイクタクシー、Rikshaw(リキシャ)と呼ばれる自転車力車、歩行者が、入り乱れている。本当に入り乱れている。
最初、空港からの道中、車があまりにもクラクションを鳴らしているので、いったいどういう国だ!と思ったけれど、実はあれは、アグレッシブな国民性を表しているのではなくて、CNGとか車が自分の存在をアピールするための必死の叫びだったのだと気づいた。
その成果か、2週間で一度も交通事故や交通事故の形跡を見なかった。勿論、日本と比較したら交通事故は多いのだろうけど、想像していたより安全だったようだ。
バングラデシュでは休日が金曜日、土曜日であった。
最初、カレンダーを見た時に、何かの間違いかと思ったけれど、イスラム教国だから基本は休日は金曜日だけだと聞いて納得。「常識」は通用しないんですね。
農村
休みの日を利用して、ガイドとドライバーを雇ってPubailという田舎に遊びに行った。
元パイロットのオーナーが作ったリゾートで、ダッカには存在しない静けさの中、見渡す限りの水田を前にコテージで休憩したあと、歩いて10分程度の場所にある農村を見学。
夏にザンビアで見た農村とは違い、原始的ながら灌漑設備もあり、水田も青々としているし、農業用の家畜も沢山おり、少なくともこの領域の農業の生産性は悪くなさそうだった。ザンビアでは広大な土地を手作業で耕し、水もなく、肥料を買うお金もないため、雑草畑と区別が即座には出来ないような場所で農業を行っていた。
村の中で、ひときわ立派な家の少女が話しかけて来たので、家の中を見せてもらったりした。彼女の父親はクウェートに12年も出稼ぎに出ていて、母親は医者らしい。海外に出稼ぎに出るという事が極めて普通に行われている様子だ。二階立てのコンクリートの家には冷蔵庫やテレビもあり、寝室も立派なベッドが置いてあった。二階には無数の鳩を飼育していて、卵は一つ50tkで売れるらしい。鳩の肉は栄養豊富で貴重だそうだ。
農村を見て、農業の生産性、人口のキャパシティ、生産性の上昇vs人口増加など、色々考えたけれどまとまらない。
農業は社会のベースであり、現在、工業化を果たしていない国では、この生産性が上がることが非常に大切で、それは人類の農耕開始と同じ発展プロセスを経るから、と勝手に考えてみる。
道路
ダッカで何に一番閉口したかと言えば、交通であることは間違いない。
大量の車、バス、CNGと呼ばれるバイクタクシー、Rikshaw(リキシャ)と呼ばれる自転車力車、歩行者が、入り乱れている。本当に入り乱れている。
| From 2010-3 バングラデシュ |
最初、空港からの道中、車があまりにもクラクションを鳴らしているので、いったいどういう国だ!と思ったけれど、実はあれは、アグレッシブな国民性を表しているのではなくて、CNGとか車が自分の存在をアピールするための必死の叫びだったのだと気づいた。
その成果か、2週間で一度も交通事故や交通事故の形跡を見なかった。勿論、日本と比較したら交通事故は多いのだろうけど、想像していたより安全だったようだ。
休日
バングラデシュでは休日が金曜日、土曜日であった。
最初、カレンダーを見た時に、何かの間違いかと思ったけれど、イスラム教国だから基本は休日は金曜日だけだと聞いて納得。「常識」は通用しないんですね。
薬局
結婚式
BRAC&グラミン
タグ:バングラデシュ
2010年03月18日
iPhoneで送金、救急車
iPhone同士を接触させて送金――PayPalが新版アプリ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/17/news047.html
これはすごい。以前から携帯電話でP2Pの送金はいつか実現すると思っていたけど。
携帯電話と個人の金銭管理を結合してキャッシュレス社会への流れが加速。個人間のキャッシュのやり取りは非常に面倒なので、どんどん普及して欲しい。普通の買い物はカードで、少額決済はSuicaなど電子マネー、個人間は携帯電話。もうキャッシュの出る幕はないですね。
救急救命士の業務拡大へ=ブドウ糖投与など3項目−厚労省検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000159-jij-soci
一般病棟においても、安全性やアウトカムに差がない事を確認した上で、どんどん仕事を医師以外に解放していく事が重要だと思う。そこに医師の抵抗は勿論あり、誰が自分の既得権を失くしうる研究をするのか?という部分は解決しないといけないのかもしれない。
そういう代替可能な部分は常に既得権から外れるというプレッシャーが医師にかかっているというのは面白い。
このあたり、Innovator's Prescriptionに色々書いてありそうな雰囲気。

The Innovator's Prescription: A Disruptive Solution for Health Care
- 作者: Clayton Christensen
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill
- 発売日: 2008/12/04
- メディア: ハードカバー
ちなみに、この本の中で、悪性リンパ腫が話に出てくるあたり、感慨深い。
http://www.claytonchristensen.com/myhealth.html
2010年03月16日
児童労働
3月6日にダッカを出て、バーレーン経由でフランスに入国した。
14歳の夏、ダイアナ妃が事故死する直前に来て以来2回目のフランス。
ダッカを出るときに、ゲストハウスにいた、少年使用人(kid servant)と一緒に英語の本を買いに行き、彼を雇っているオーナーに小額だけれど学費として使って欲しいという事でお金を残して来た。
彼は、スラム出身の11歳で、半年前からゲストハウスで、滞在する学生の身の回りの世話、掃除、洗濯など色々な細かい仕事を任されている。昼間の二時間だけ学校に行かせてもらい、残りの時間は全てゲストハウスにいる。
とある北欧からの学生は、「あれは児童労働でありえない。気分が悪いわ」というような事を言っていた。
スラムには行く機会に恵まれなかったが、ダッカの街を見れば、スラムの酷さは想像がつく。清潔の対極に位置し、学校どころか、病院に行く事もままならなかったのだと思う。
どんな縁だったのかは詳しくは聞いていないが、半年前からゲストハウスで雇われている。使用人なので、寝るのは床にマットを敷いて寝るし、食事はキッチンの片隅の床に座って食べる、滞在する海外からの学生にお菓子を出す一方、彼は一切手をつけない。
最初、彼が色々な手伝いをしてくれる事に対して抵抗があった。慢性的な低栄養のせいだろうと思うが、小さく、7、8歳に見える彼が、洗濯物の回収、ベッドメイキング、掃除など、黙々とこなす姿を傍観している事には抵抗があった。
勿論、先進国の豊かな生活の陰には常に貧しい人の献身的な労働があることは分かっているし、今までも、途上国で物乞いの少年少女は見た事があるが、今回は、自分が直接的に使用する立場として接した。
何日かしてから、特にきっかけがあるわけはないが、彼を労働者として接する事にした。彼は英語を全く理解しないし、僕はベンガル語を殆ど話せないので、身振り手振りではあるが、彼に色々お願いをする様にした。
恐らく、児童労働の定義を見れば、彼は恐らく「児童労働させられている」のだと思う。しかし、彼のここに至る背景、国の状況を考えると、この労働は彼にとってマイナスに働くどころか、むしろチャンスを与えられているとさえ思った。
14歳の夏、ダイアナ妃が事故死する直前に来て以来2回目のフランス。
ダッカを出るときに、ゲストハウスにいた、少年使用人(kid servant)と一緒に英語の本を買いに行き、彼を雇っているオーナーに小額だけれど学費として使って欲しいという事でお金を残して来た。
彼は、スラム出身の11歳で、半年前からゲストハウスで、滞在する学生の身の回りの世話、掃除、洗濯など色々な細かい仕事を任されている。昼間の二時間だけ学校に行かせてもらい、残りの時間は全てゲストハウスにいる。
とある北欧からの学生は、「あれは児童労働でありえない。気分が悪いわ」というような事を言っていた。
スラムには行く機会に恵まれなかったが、ダッカの街を見れば、スラムの酷さは想像がつく。清潔の対極に位置し、学校どころか、病院に行く事もままならなかったのだと思う。
どんな縁だったのかは詳しくは聞いていないが、半年前からゲストハウスで雇われている。使用人なので、寝るのは床にマットを敷いて寝るし、食事はキッチンの片隅の床に座って食べる、滞在する海外からの学生にお菓子を出す一方、彼は一切手をつけない。
最初、彼が色々な手伝いをしてくれる事に対して抵抗があった。慢性的な低栄養のせいだろうと思うが、小さく、7、8歳に見える彼が、洗濯物の回収、ベッドメイキング、掃除など、黙々とこなす姿を傍観している事には抵抗があった。
勿論、先進国の豊かな生活の陰には常に貧しい人の献身的な労働があることは分かっているし、今までも、途上国で物乞いの少年少女は見た事があるが、今回は、自分が直接的に使用する立場として接した。
何日かしてから、特にきっかけがあるわけはないが、彼を労働者として接する事にした。彼は英語を全く理解しないし、僕はベンガル語を殆ど話せないので、身振り手振りではあるが、彼に色々お願いをする様にした。
恐らく、児童労働の定義を見れば、彼は恐らく「児童労働させられている」のだと思う。しかし、彼のここに至る背景、国の状況を考えると、この労働は彼にとってマイナスに働くどころか、むしろチャンスを与えられているとさえ思った。
タグ:バングラデシュ
2010年03月05日
ICDDR,B
あっという間にバングラデシュ滞在が終了しそうです。少しずつ日記を。
まずはICDDR,Bについて。
ICDDRは元々は東西対立のさなかに、アメリカの援助で1960年に設立されたコレラ研究所に端を発していて、その後ICDDR,Bと名前を変えて、現在に至る。

特徴としては
・研究機関であるということ。
主な機能としては研究、教育、診療があるが、診療はあくまでも研究やトレーニングに付随するものという位置づけだそうだ。基本的には、基礎研究、臨床研究や、各種サーベイランス、公衆衛生的な研究等が盛んに行われている。診療は主に貧しい人向けに、下痢疾患を中心に無料で診療を行っている。
・感染症だけではない
名前から想像すると、感染症の専門機関かと思っていたら実はそうではなくて、健康に関するあらゆる領域を対象としている。母子保健や、Health Systemなどの研究も行っているそうだ。現在、予算の40%が感染症関連で、残りはほかの分野であるということ。
・国際的な組織である
勿論大多数を占めるのはバングラデシュ人だけれど、指導的立場には多くの外国人がいる。例えば、ICUのヘッドも、HIV病棟のヘッドもアメリカやイギリスのドクターである。病院も研究室も公用語はもちろん英語。若干アクセントの強いBanglish?であるけれど、、、
資金はバングラデシュ政府、日本、アメリカなどの政府からや、NIHやゲイツ財団からのGrantで運営している。従って例えば臨床研究の倫理面やデータ管理なども、恐らく、アメリカの基準に従って研究していると思われる。
ICDDR,Bの有名な実績としてはORS(Oral Rehydration Salt)の開発が有名である。この業績で救われた命の数は数えきれず、ゲイツ財団から第一回の国際保健ゲイツ賞を受賞しています。今や、「下痢の患者にORS」というのはバングラデシュだけでなく、途上国全般で常識です。子供でも知ってます。
http://www.gatesfoundation.org/gates-award-global-health/Pages/2001-centre-for-health-and-population-research.aspx
本当に素晴らしい業績です。現在は更に一歩進んだ、普通のORSよりも水分吸収に優れている、rice-based ORSというものを開発して使っているらしいです。
また、近年では下痢の小児にZincを与えると再発が非常に低下するという研究を進めていて、病棟では必ず「Baby Zinc」を投与しています。子供が飲みやすいように、スプーン一杯の水をタブレットに加えるとシロップになるんです。これも大規模に使われる様になれば、多くの子供の命を救う事になるのでしょう!
まずはICDDR,Bについて。
ICDDRは元々は東西対立のさなかに、アメリカの援助で1960年に設立されたコレラ研究所に端を発していて、その後ICDDR,Bと名前を変えて、現在に至る。
特徴としては
・研究機関であるということ。
主な機能としては研究、教育、診療があるが、診療はあくまでも研究やトレーニングに付随するものという位置づけだそうだ。基本的には、基礎研究、臨床研究や、各種サーベイランス、公衆衛生的な研究等が盛んに行われている。診療は主に貧しい人向けに、下痢疾患を中心に無料で診療を行っている。
・感染症だけではない
名前から想像すると、感染症の専門機関かと思っていたら実はそうではなくて、健康に関するあらゆる領域を対象としている。母子保健や、Health Systemなどの研究も行っているそうだ。現在、予算の40%が感染症関連で、残りはほかの分野であるということ。
・国際的な組織である
勿論大多数を占めるのはバングラデシュ人だけれど、指導的立場には多くの外国人がいる。例えば、ICUのヘッドも、HIV病棟のヘッドもアメリカやイギリスのドクターである。病院も研究室も公用語はもちろん英語。若干アクセントの強いBanglish?であるけれど、、、
資金はバングラデシュ政府、日本、アメリカなどの政府からや、NIHやゲイツ財団からのGrantで運営している。従って例えば臨床研究の倫理面やデータ管理なども、恐らく、アメリカの基準に従って研究していると思われる。
ICDDR,Bの有名な実績としてはORS(Oral Rehydration Salt)の開発が有名である。この業績で救われた命の数は数えきれず、ゲイツ財団から第一回の国際保健ゲイツ賞を受賞しています。今や、「下痢の患者にORS」というのはバングラデシュだけでなく、途上国全般で常識です。子供でも知ってます。
http://www.gatesfoundation.org/gates-award-global-health/Pages/2001-centre-for-health-and-population-research.aspx
本当に素晴らしい業績です。現在は更に一歩進んだ、普通のORSよりも水分吸収に優れている、rice-based ORSというものを開発して使っているらしいです。
また、近年では下痢の小児にZincを与えると再発が非常に低下するという研究を進めていて、病棟では必ず「Baby Zinc」を投与しています。子供が飲みやすいように、スプーン一杯の水をタブレットに加えるとシロップになるんです。これも大規模に使われる様になれば、多くの子供の命を救う事になるのでしょう!
2010年02月20日
国家試験終了
国家試験も無事終わり、明日から一ヶ月間の卒業旅行です。
年明けから止まっていたブログも再開して、勉強の事、旅行の事などなどを書いておこうと思う。
さすがに国家試験も終わると、医者になるということがリアリティを持って迫ってきて、多くの医学生がそうだとおもうけれど、楽しみな反面、不安も大きいですね。今のうちに色々心の準備をしておきたいです。
明日からの旅行はICDDR,Bというダッカにある研究所での研究の見学や実習的な滞在をした後、ヨーロッパに行って、友達に会ったり、家族で旅行をする予定。
ちなみに、明日からの旅行は
最も暖かい場所はダッカで最高気温32℃
最も寒い場所はダブリンで最高気温3℃
ということで持って行く洋服に困るなぁ。
年明けから止まっていたブログも再開して、勉強の事、旅行の事などなどを書いておこうと思う。
さすがに国家試験も終わると、医者になるということがリアリティを持って迫ってきて、多くの医学生がそうだとおもうけれど、楽しみな反面、不安も大きいですね。今のうちに色々心の準備をしておきたいです。
明日からの旅行はICDDR,Bというダッカにある研究所での研究の見学や実習的な滞在をした後、ヨーロッパに行って、友達に会ったり、家族で旅行をする予定。
ちなみに、明日からの旅行は
最も暖かい場所はダッカで最高気温32℃
最も寒い場所はダブリンで最高気温3℃
ということで持って行く洋服に困るなぁ。
2009年12月31日
もう年末
2009年ももう終わり。
今年は、前半アメリカにいて、夏はアフリカに行ったりしていたので、東京にいたのは半年だけ。そのほとんどは試験勉強(と飲み会)していたので、一瞬で過ぎた一年でした。
アメリカでは、臨床試験の運用を学ぶと同時に、アメリカのラボや学生生活、ビジネススクールの授業を体験出来て、とても楽しい4ヶ月でした。英語に関しても、スキル面での上達は分からないけれど、明らかに度胸がついた。
アフリカでの経験は、全くと言ってよい程興味の無かったGlobal Healthという分野へのイントロダクションとなり、旅行自体も楽しかったし、将来の自分と繋がるかもしれないという可能性を秘めた経験だったと思う。
なんといっても今年は学生生活が最後の年であって、思い返すと、反省すべき事が多々ありすぎて、悩みだしてしまうので、国家試験終了までは考えない様にしたいです。
4月からは研修医として、ようやく病院で働くことに。それに備えて、1月からはリハビリをします。余りに長い、そして人並み以上にサボり続けた大学生活を送った後だからこそ、精神面での卒業をするという事は、国家試験に受かるとか、卒業試験を突破するといった些細な事とは段違いに重要な事で、それに失敗したら、取り返しのつかない事になってしまいそう。
ただ、それと同時に、捨ててはいけない考え方も沢山あると思うし、そのバランス感覚を保つ、調整するというのは、多忙であろう研修医生活を送る上で重要な課題。人と同じ様に考えられる事は重要だけれども、人と同じ様にしか考えられなくなったら、残念。
自分の行った事のない場所に行く事、興味のなかった分野の本を読む事、付き合った事の無いタイプの人と付き合う事、そういうことで変化、成長が出来るのだと思うし、だからこそ、生産性、効率性だけを重視するのでなく、無駄な受容体を持ち続ける事も大切なのかと思う。
今年は、前半アメリカにいて、夏はアフリカに行ったりしていたので、東京にいたのは半年だけ。そのほとんどは試験勉強(と飲み会)していたので、一瞬で過ぎた一年でした。
アメリカでは、臨床試験の運用を学ぶと同時に、アメリカのラボや学生生活、ビジネススクールの授業を体験出来て、とても楽しい4ヶ月でした。英語に関しても、スキル面での上達は分からないけれど、明らかに度胸がついた。
アフリカでの経験は、全くと言ってよい程興味の無かったGlobal Healthという分野へのイントロダクションとなり、旅行自体も楽しかったし、将来の自分と繋がるかもしれないという可能性を秘めた経験だったと思う。
なんといっても今年は学生生活が最後の年であって、思い返すと、反省すべき事が多々ありすぎて、悩みだしてしまうので、国家試験終了までは考えない様にしたいです。
4月からは研修医として、ようやく病院で働くことに。それに備えて、1月からはリハビリをします。余りに長い、そして人並み以上にサボり続けた大学生活を送った後だからこそ、精神面での卒業をするという事は、国家試験に受かるとか、卒業試験を突破するといった些細な事とは段違いに重要な事で、それに失敗したら、取り返しのつかない事になってしまいそう。
ただ、それと同時に、捨ててはいけない考え方も沢山あると思うし、そのバランス感覚を保つ、調整するというのは、多忙であろう研修医生活を送る上で重要な課題。人と同じ様に考えられる事は重要だけれども、人と同じ様にしか考えられなくなったら、残念。
自分の行った事のない場所に行く事、興味のなかった分野の本を読む事、付き合った事の無いタイプの人と付き合う事、そういうことで変化、成長が出来るのだと思うし、だからこそ、生産性、効率性だけを重視するのでなく、無駄な受容体を持ち続ける事も大切なのかと思う。


